FAGA(女性男性型脱毛症)≒びまん性脱毛症

更年期の女性に表れる、頭痛・動悸・眩暈・不眠・ほてり・イライラなどと言った不快な症状の中に抜け毛による薄毛も含まれます。それらの原因としては、主に体内でのホルモンバランスの崩壊が挙げられます。

通常、卵巣からはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが分泌されており、その影響により排卵や月経が起きます。更年期に入り卵巣機能が老化してくると、ホルモン分泌も排卵も不規則になり最終的に閉経を迎えるに至ります。

ところが、男性ホルモンの分泌量は女性ホルモンほど減ることはありません。そのため更年期の女性の体内の中では、女性ホルモンと男性ホルモンの優位性が逆転してしまうのです。この逆転こそが、女性の更年期に起きる薄毛の原因となるのです。

男性ホルモンの中には、AGA(男性型脱毛症)の原因にもなるDHT(ジヒドロテストステロン)が含まれています。体内の女性ホルモンが優位に立っていた時は、DHTの影響も抑えることができましたが、更年期に入りそれができなくなると女性にもAGAと似た薄毛の症状が表れてきます。

これを、FAGA(女子男性型脱毛症)と言い、AGAとは違い生え際や頭頂からではなく、全体的に髪が薄くなっていきます。このような症状から、「びまん性脱毛症」とも呼ばれています。